バイク遊び。特にオフ車にハマると必ず欲しくなるのがトランポ!
ウチでは当初それを全く想定してなかったファミリーカーがトランポと化しちゃいました(^^;;
ファミリーカー兼トランポという存在。トランポを夢見るお父さんライダーの参考になればと、ウチのその例をご紹介します
先ずベースとなる車両。ウチの場合はMITSUBISHIデリカD:5です。
ミニバンとは思えない強靭なモノコックフレームが魅力だけどそれが結構室内に張り出してるからバイク積むには邪魔で…正直言ってステップワゴンやノア・ヴォクの方が室内広いかも。
しかしそんなのはバイク積むって前提が全く無い状況でコイツを愛車に選んだから。今ある現状のベース車から始まるトランポ化です(^^)
STEP①バイクが入るか?
幸いウチのデリカはミニバンゆえバイク積めるか?と悩める感じにはある。
セダンとかだと問答無用で詰める気しないですからね。しかしセダンやスポーツカーでもトランポに出来たりする方法があるんです。そこは後ほど!
車内のバイクが入るであろうスペースを徹底して寸法測定してバイクが入るかよく確認する。そして邪魔になるシートが自由に取り外し&取り付けを行えるか?ファミリーカーたるもの現状復帰は重要です。
また、バイクが荷室寸法より大きい場合は荷室寸法以下に小さくしてみる。方法としてはタイダウンベルト等でフロントフォークを縮める・ハンドルを倒すor外す・前後フェンダーを外す・フロントタイヤを小さいモノに換える…などがあります。正直、後になればなるほど復旧が面倒ですけどね( ̄▽ ̄;)
STEP②実際にバイクを積んでみる
デリカD:5の場合、セカンドシートを外した状態ならKDX125とKLX250はミラーを外しフロントフォークをタイダウンで縮める事で入った。
CRF、ハイッテル‼
CRF250Rといったフルサイズモトクロッサーはフロントタイヤをネコタイヤ(一輪車のタイヤ。ホームセンターで売ってる)に替えてフロントフェンダーを外せば何とか入った。このテのバイクは荷室長は何とかなるけど天井の高さが重要です。
試行錯誤を繰り返した結果、天井の内装がキズだらけに…妻に怒られたのは言うまでもないw
ちなみに、CL50とTTR50はセカンドシートを外す事なく2台積みが出来ましたね♪ これぞ親子ライダーのトランポと言った感じ(^^)
STEP③室内の汚れ対策
オフロードバイクは言うまでもなく走れば汚れます。
そんなのを積んで室内汚したのを奥様に見られたら…表情を想像するは実に容易いのでしっかり対策しましょうw
ウチの場合は室内に積むのはCL50とTTR50くらいに用途は限られたから、セカンドシート以降のフロアマットから型取りして切り抜いたコンパネを敷いてます。
バイクが泥まみれになった時は更にその上からビニールシートを敷いてバイクを包み込むようにしてます。そうすればまず室内への汚れやダメージは残りません♪
泥付いてない状態ですら妻には見られたくないけどね(笑)
STEP④ファミリーカートランポの最終形態
ウチの場合、走りに行くだけでなく友人宅~ITOH BASE間でのフルサイズ車の移動も多いので「ここは思い切って‼」という事で仲間と共同でトレーラーを導入しました。
ファミリーカーそのままにトレーラーを連結させれば…もう無敵っす(≧∇≦)
メリットはバイクならほぼ何でも積める!
隼でもこの通りスッポリと♪
そしてこんなドロドロになるまで遊んでも一切車内が汚れない…どころかトレーラーに乗せたまんま洗車出来る! これだけはトランポの王道ハイエースにも真似出来ないメリットですね(^^)
しかしデメリットもある。
先ずはトレーラーと言う性質故に独特の操縦感覚。内輪差には気を付けないとだし、バックは慣れないと難しいからバックしなくても良いような場所に停車したりなどの配慮が必要。まぁバックが必要で失敗出来ない状況なら一旦トレーラーを切り離して押すのが吉
あとは費用。まず車軸が一つ増える=高速料金が1ランク上がるという事で中型車料金となってしまい交通費が嵩みます。休日割も適用されなくなるし。
そしてトレーラーには車検と自賠責に自動車税が発生します。軽トレーラーならまだその辺りも安いし免許もけん引免許不要なので仲間内では軽トレーラー一択でした。
またトレーラーだけじゃなく牽引車両側にも牽引装置、つまりヒッチメンバーも付けなきゃならない。既製品の設定車種から外れてると無理…と、思いきや
共同所有する仲間が既製品に設定の無いヴィッツにどっかでワンオフヒッチメンバーを作ってもらってやんの。だからトレーラーという選択を選ぶならトランポは問答無用で諦めざるを得ない車両でもトランポ化が実現できます。
S2000とかでモトクロッサー引っ張ってたら最高にカッコイイだろうなぁ✨
そしてトレーラーの保管場所。結構場所取ります💦
ウチはまだガレージの外に置いておけば良いとして、これは大きな問題
コレは組み立て途中の様子ですが、仲間内で買ったトレーラーは後端部が折り畳みでき壁に立て掛けられるという優れモノ。こうしておけばスペースも最小限で済みます(^^)
ウチでは結局この折り畳み機構は無駄となってしまいましたが💦
結局のところ、それでどう?
ネックと言えばやっぱりコスト面でしょうか💦
しかし今回は仲間内で分散できたし、それに見合う見返りは大いにあったなとは思ってます(^^)
いつものクルマはいつものままで。しかしいざトランポモードとなれば大人3人+各自のフルサイズ車+各自のオフロード装備一式+椅子とテーブルにコンロといったデイキャンプに匹敵する装備。最大でここまでイケました。
それを考えれば自分らには凄く良い選択だったと思ってます(^^)
単独なら室内でヌクヌクと車中泊しながらの人権を確立した遠征が実現できます(笑)
結局のところハイエースなどのトランポの代名詞なクルマを購入するのが一番早くて楽かもしれません。しかしこれまでの生活スタイルを崩す事なく、そこへバイクの楽しみをプラス出来るという点では満足の行く結果となってます(^^)
こんな例もあるよ!って程度に参考にしてみてください(^^;