エンジンブローにより不動だったセロー225
ついに復活いたしました!
いやー長かった。※やらなきゃいけない事ありすぎて後手後手になってただけ
まず、そもそもエンジンブローした原因は転倒した際に水溜まりの水を吸って吸気バルブを損傷したというものでした。色々点検したけどクランクやコンロッドは無事で意外とダメージ少なかったのが不幸中の幸いでしたね(^^;
コレが損傷した吸気バルブのロッカーアームに押される頭の部分。一時的に過大な負荷が掛かった影響なのか見事に潰れた上、タペットアジャスターのロックナットまでも緩んでタペットクリアランスが5mmくらいにまで開いてました。
このままではバルブを抜こうにもバルブスリーブに引っ掛かっちゃうんで必死こいて削りましたよね💧わざわざこの為にバルブスプリングコンプレッサー買った甲斐がありました(笑)
勿論バルブは新品♪擦り合わせもキッチリやってー
灯油を張って漏れが無い事を確認。バッチリだ。
しかし面倒だからってカーボンはそのままにしてるって言うズボラ加減www
エンジンブローとは関係ない所で、シリンダーもクロスハッチが消え去りピカピカに磨き込まれていたので…
シリンダーホーニングも自分でやってみました♪
まぁ…気休めかな?(^^;
やらないよりはマシでしょう!
後はポンポンと組んで行ってクランクとカムスプロケットの位置合わせ。その後にカムチェーンテンショナーを付けてタペットクリアランス調整。キッチリと規定値に合わせます。
もうエンジンが組み上がっちゃうとテンション上がっちゃって深夜でも作業続行w
※別に急いでるワケでもない
初めてここまでエンジンをバラしましたが、感慨深いとかエンジンちゃんと始動するか?とかそういうドキドキは何故か一切ナシ。
キュルルル…ガオォン‼ババババババ 「よっし。オッケー♪」
始動出来ないなんて理由が無かったからね♪ こうしてまた経験値ゲットです(^^)
それよりも今回は修理ついでに行ったチューニング、排気ポート研磨(過去に一度やってる。今回2回目で更に拡大)とバランサー除去が凄く効いた事に感動でした♪
空吹かしの時のレスポンスがノーマルとまるで別物。例えるなら市販トレール車とレーサーの中間くらいな感覚です。だからといって低速トルクが細くなったワケでもない。むしろリニアに回転が着いてきてくれるから全域でパワーアップしてる感じ。
そんなモンだから「あれ?セロー225ってこんなにフロントがポンポン浮くバイクだったけ?」って思っちゃうくらいフロント浮かせ易くなった。こりゃーガレ場やステアケースが更にラクになるだろうな✨
バランサー除去した事による振動の増加は「え?こんな程度???」ってくらい(笑)
個人的には全く問題ナシ。むしろ手に伝わる感覚で回転数を把握し易くなった。
今回のチューニングは大成功と言えるでしょう♪
さーて。これでやっと練習再開できる!今度はどこブッ壊すかお楽しみにw