仲間内でオフロード方面にのめり込み始めて暫くたった頃、「レースに出てみたいね！」一同そう思うようになりました。
そこで今回はレースの魅力とその時の様子をお伝えしたいと思います(^^)
仲間内でレースに出たことある人は「4輪なら！」…って程度で二輪のレースは誰もが未経験。技量や体格も様々でいきなりCRF250Rを使うようなモトクロスやクロスカントリーはちょっと気が引ける感じだったんですよね(^^;
仲間内の皆が楽しめるには何が良いか…無知ながらも色々調べて考えてみました
初めてのレース。何が良いかな？
オフロードレース界隈は基本的に初心者歓迎で初心者クラスが設けられているものが多いです。1人で出る！ってならモトクロスやクロスカントリーから初めても全然OK
しかし仲間内は技量も体格も様々。そしてみんな走りたい人(笑)
そこで目を付けたのがミニモト耐久レースでした。これは探してみると各地で盛んに行われている事が分かりました。他にもメインレースの前座でミニモトレースがある事が多いですね。
クラスも様々で原付ノーマルクラスや排気量上限ありの無制限クラスやスクータークラスといった様々な出場クラスが設けられています。
そして各レースに共通するのが【みんなで楽しく走ろう‼】そんなノリで行われているのです。
4スト50ccなら普段大型バイクに乗ってる仲間内なら経験が無くても怖い思いする事無く振り回せるだろう。4時間耐久レースとかだったら皆で交代しながら飽きるほど乗れるしね♪
こうしてミニモト耐久レース出場に向けて一致団結するのでした(^^)
出場車両を用意する
モチロン細かいレギュレーションはレースによって様々ですが大体共通するのは 90cc以下の市販車なら何でも良いって所が多いですね。
何ならノーマルのスーパーカブやスクーターでもOK。むしろそいつらがアツい(笑)
去年、奈良トライアルマウンテンにて行われたCGCさんが主催するハードエンデューロレースに於いて、ミニモトクラスでSUZUKI チョイノリが大活躍を見せ話題騒然となったのは記憶に新しいところですw
…これは極端な例ですが、要はレギュレーションに適合さえしてれば何だって楽しめるのです(^^)
そこで私たちが用意したのはHONDA CL50
スクランブラータイプの原付で排気量は50cc クラッチ付き4速ミッションのカブ系横置きエンジンで文句の付けようがないベース車両です。
それを惜しげもなくレーシングモデファイ‼
仲間内で共同所有する今や自慢の車両です(^^)
こうなるに至った経緯は次の記事でご紹介いたします♪
レースに出てみよう！
この時私らが出たレースはFun da Donutsさん主催のFun da Donuts CUPというミニモトが主役の耐久レースでした(^^)
去年惜しまれつつもファンダさん主催のレースは最後となってしまいました…名残惜しいけど本当に感謝の気持ちで一杯です。
少し話が脱線しましたかね(^^;
レースに出るという事は色々準備しなきゃです。マシンと各自の装備は勿論、ほぼ一日をサーキットで過ごすワケだから快適に寛げる装備も欲しいところ。
だから正直、レースに出るのに自走はオススメ出来ません。快適装備は持って行けないし、そもそもマシンが壊れたら帰れない
そこで普段使いのクルマ…例えば普通のミニバンならこのクラスのバイクは簡単に積めるし、デイキャンプ出来るくらいの装備も一緒に持って行ける。この手軽さもミニモトレースの魅力でもありますね(^^)
あとはSNS全盛なこのご時世だから「一緒にレース出てみない？」って周囲に声かけてみて協力者を募ったり、知り合いで出場する人が居たら相乗りさせてもらうのも一つの手段ではあります(^^;
初めてのレース。怖くない？
レースは競技だ。そう言うからには会場はピリついてて出場者同士がバチバチしてそう…なんてのは全然ない‼︎
むしろ皆楽しみに来てるから。特にミニモトレースなんて超〜和やかムードでレースに来てるの忘れてそうになるくらい（笑）
この雰囲気もミニモトレースを初心者にオススメしたい理由の一つです(^^)
いざスタート！
スタートの直前は皆、「もー走りたい！」ってテンション最高潮じゃないかな(^^)
並び順が当日自由に、、なスタイルのレースなら我先に状態でしょうね。
この時のスタートはヨーイドン！でマシンに駆け寄って走り出すってスタイル。走り出すと暫くは密集した集団で皆テンション高いから少し怖いかも。実際に接触や転倒も多発します。
この時、自分も眼前で急に転倒した人を避け切れず手を轢いちゃいました。後に謝りに行ったけど何事もなく笑い話に終わって本当に良かった💦
本当に初めての初心者やこれが怖い人はわざとスタート順を遅らせるのもアリです。※だからといって集団のペースを乱す事はせずスタートは速やかにすませてください。モタモタしてると後続に追突される危険があります。一周もすれば集団はある程度バラけるし速い人は勝手にどっかに行きますから！
結局耐久レースは長いからスタート争いしたって順位あんま変わらないし。
以降、集団がバラけてくると楽しむ余裕が生まれます(^^)
マシントラブルに対処する
この時は私がスタートを務めましたが2周目でマシンが動かなくなりました💧
仲間の手を借りて必死の思いでピットまで戻り故障の原因を探ります。
結果的にプラグコードが車体内部の接続部で抜けたのが原因でした。奇跡的に原因もすぐに分かり、なんとか直してレースに復帰💦
そんな事もあるから、ある程度マシンを知っておく事は重要ですね。そして予備の部品や工具も必要。部品と言っても最低限左右のレバーとタイヤチューブくらいあれば良いかな。
マシンの壊れ易い場所を把握してポイント抑えたチョイスで大丈夫だと思う。じゃないと荷物が膨大な量になるし現場で重大な故障や破損に対処できるか？と言われたら限りがあるし💧
レースを楽しむ♪
こういうミニモトレースで目を三角にしてバッチバチに順位を争う人は割と少数じゃないかな？って感じます。もちろん順位高いと嬉しいし目標にもなります。
とにかく皆、楽しんで走ってる感じがヒシヒシと伝わってくるんですよね(^^)
この独特の雰囲気はミニモトレースならではのように感じます♪
私らのCL50は排気量50ccのままだからとにかく遅くて登らない。
それ故に物足りないくらいだから扱い切れるってワケで誰でも存分に振り回せるんですよね(^^)
慣れてきたら軽さと安定感を生かしてコーナーと下り坂の鬼になれるし（笑）
この子はオフロード走った事自体がまだこの日で3日目くらい。
それなのにヤッてる感半端ねぇ(≧▽≦)
でも直線はホント遅いからスロットル全開のままギャラリーに向かっておふざけも出来るw
そんなレースだから他の出場者を見てるのも面白い♪
バチバチにヤッてる人も居れば
原型がよく分からない魔改造マシンをファンキーに乗りこなす人も✨
タイヤ以外ノーマルなスクーターまでいる！乗ってた方をホント尊敬します💧
そして会場を盛り上げてくれるファンキーなMC (^^)
たぶん1人で誰も居ないコースで走ったらあんまり楽しくないだろうなー💧
こんなレースだからこそ、1人の時の何倍も楽しめる(^^)
本当に、心の底から楽しい‼
そんなこんなで4時間もあった時間がホントあっと言う間に過ぎてチェッカーフラッグ！ この時の達成感と言ったらもう…言葉に表せないですね♪
この時は序盤のトラブルで結構な時間ロスがあったもののゴールしてみればクラス4位！うわぁぁぁトラブルさえ無かったら表彰台だったよ( ﾉД`)
んー。でもトラブルも含めて楽しかったからヨシ！こうしてドップリとコッチの世界にハマって行くのです(笑)
レースやろうぜッ♪♪
