ウチのセロー225、未だエンジンぶち壊れ中であります💧
仕事やら私生活やらが忙しくてなかなか手を付ける暇がなく、空いた時間にチマチマとバラす程度の事しか出来てませんでした(;^ω^)
このエンジンに対してはやってみたい事が色々ありまして、その為にはまた新たに工具も揃えなきゃだしね。補修部品も含めてやっと、や～っと！！必要なモノが揃ってきたのでそろそろおっ初めますヨ(≧▽≦)
まず私自身、バイクのエンジンの腰下を割るのは初めてだったりします。
しかし部品を眺めて構造を理解しながらバラして行くと案外何とも思わず普通に出来ちゃったりします。今まで色々な事に手を出してた下地があるからなのかは分かりませんが…
よくこういう事やってると周りの人から「よくそんな事出来るねぇ！」なんて言われますがそれに対してこう答えます。「出来るんじゃないんです。ヤルんですよ。やってみないと出来るかどうかも分からないっしょ？」って(笑)
【チャレンジ精神】とかって意識高い事は言いません。あくまで【軽いノリ】ですw
そんなユルいノリでこういう事やってるからこそ、バイクに乗るのと同じくらいバイクを弄るのが好きなんですよね♪
すみません寒い自分語りになっちゃいましたw
そんな軽いノリで試してみたかった事の一つ【バランサー除去】これこそ、今回余計に腰下まで割ってみようと思った由縁です。
せっかくエンジン降ろしてシリンダー抜くんだから序に試してみよう♪って軽いノリですwww
これもセロー225のエンジンを弄る上でよくネット上で語られてる定番チューンではありますが、腰下を割るなんて敷居が高いし“振動増＆エンジンのライフ減”といったリスクの高いチューニングであります💧
しかしこのバランサー、重い！！すげー重い。しかもギア駆動だし。エンジン内部からこれほどまでに余計なモノを除去しちゃったら影響も多大な事でしょう。
そう。そのデメリットを受け入れた上で、それで得られる鋭いレスポンスが欲しいのです。
そして、4サイクルエンジンってクランクシャフトが2回転する間に①吸気 ②圧縮 ③爆発 ④排気 の4工程を行うから4サイクルと言うのは皆さまご存じの事かと。
しかしそれって工程④の爆発を行っている間以外は惰性で回ってるだけでクランクシャフトを回そうとする力が掛かっていないのです。故にトルクに脈動が生じる。この惰性の期間での惰性が減ると脈動も大きくなる事は想像に容易いかと。
当然スロットルを開けてる間はタイヤとエンジンが直結してるのでタイヤの回転にもこのトルク脈動の影響が出ます。そこで単純にタイヤが滑ってもスロットルを戻すとタイヤのグリップが回復するように、このクランクシャフト2回転中のトルク脈動がトラクションUPに繋がらないかなと思ったんですよね。
レスポンスとトラクション。走りに特化したセローを目指す故のチューニングです。
この状態で腰下を閉じます。明らかに異常💧
しかしメチャクチャ楽しみです♪どう変わるかな♪♪
そしてチューニングばかりに気を取られちゃ～いけない。整備も進めます。
コレはシリンダーの内壁ですが、ピストンリングが接する部分が綺麗に磨き込まれてピッカピカですね♪
綺麗だけどコレではダメです( ﾉД`)
本来なら画像で言うシリンダーの下の方に付いてる線状の傷“クロスハッチ”がシリンダー内壁の全面にあってコレが油膜を保持する役割を担っているんだけど見事に消え去ってます。
このまま今までのように走り続けたら油膜切れを起こしてたかもしんないっす💧
こんな時は“ホーニング”と言ってシリンダー内壁を真円にしつつクロスハッチを作るといった作業が必要です。
幸いこのエンジンはクロスハッチが消えたくらいで極端に減摩してなかったから、ボーリング（シリンダー内壁を削る作業）やオーバーサイズピストンは必要無いようで一安心♪
結局何でも自分でやってみたい人間だからホーニングもDIYでやってみます♪
故障の大本はバルブの変形だから。ヘッドも全部バラすって事でそれぞれの作業に必要な工具も揃えましたよ💧
ついでだから砥石ドリルビットも買ってポート研磨もヤっちゃいますw
補修に必要な純正部品も揃った！写真撮らなかったけど各種ガスケットも準備OK！！
さー楽しくなってきた！！
ぼちぼちエンジン組んで行きましょうかね♪
